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2017.3.11、一つの小さなカフェが店を閉じました。

三角の形をした、木の棚とテーブル、止まり木のあるお店です。

東日本大震災を機に、
福島や地方の小さなまちの魅力を伝え、
地方のおいしいものを知ってもらおうという
思いで始まったカフェ。

オープン前、猫の手も借りたいから、
入荷した品物を並べるくらいできるでしょうといわれて、
うちから1時間ほどの道のりを3年半通いました。

スタッフは、カフェをやるには素人集団で、
まずはレジの使い方、コーヒーカップの大きさから、値段設定、
テーブルの数やメニューの選定まで、
話し合って、一つ一つ決めていきました。


コーヒーの粉は、スプーン4杯ね。
水は、計量カップのこの線のしるしのところまで。
とくに、コーヒーの味と濃さにはこだわりました。


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季節限定のレモンジンジャードリンク、
味を決めるのに、
来る日も来る日も、
はちみつだらけになって試飲し続けました。


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木のテーブルが入ったといっては喜び、
ほうきを買い替えたといっては喜び。
庭の花を摘んで行ったりして、
店は少しずつ、居心地の良い場所に変わっていきました。


風評被害を払拭したいという思いを伝え続け、
お客様の反応は、次第に変わっていきました。

福島の米をほかの米に混ぜて、ブレンド米として売っているという
近くのお米屋さんからは、
福島を前面に打ち出していることに驚かれましたが、
やっぱり福島の米や野菜は美味しい、
福島を応援したいという方が次第に集まるようになりました。


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オープンした翌年の3月11日、
店に手作りのお地蔵様を持ってきてくださる方がありました。
名前を名乗らず。


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その方とは、その後もご縁が続き、
店で開いたワークショップの講師もしていただいたり、
カフェの紅茶ポットカバーを作っていただいたりしました。


店のある場所は、昔ながらの商店街。
下町の情緒があり、いろいろなお客様が訪れるようになりました。
もっと言うと、
ものすごく個性あふれるお客様がたくさん。

東北でイカや鮭を追いかけたという元漁師さん、
かつて小料理屋をやっていて、レトロな食器をたくさん持ってきてくれたおかみさん、
カラオケが上手すぎて、スナックから出入り禁止と言われた元エンジニア、
それぞれに、懐かしい話を聞かせてくれるのです。

料理が得意な方からは、レシピを教わったりして。


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店で買っていただいた雪下キャベツがあまりにおいしいと
ロールキャベツを鍋ごと持ってくださったこともありました。


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小学生が、小さな鶴を折って持ってきてくれたり。
小学3年生のあるクラスは、店のことを1年間総合学習で取り上げ、
学習発表会にスタッフが招待されました。
子どもたちが店の様子を劇で演じるのを見たときは、
もう感激でした。
スタッフのことを、よく観察しているのです。

夜のイベントを行った時は、
商店街の理事長が
アーケードの中に響き渡るように
歌を歌ってくれました。


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そして、毎日のように、
コーヒーを飲みに通ってくださる方が増えていきました。

ご年配の方が多かったのですが、
その方々を、おじいさん、おばあさんと思ったことはありませんでした。
ケアマネさんから、連絡先を預かったこともあります。
お客様との関係は、次第に深まっていきました。

お一人ひとり、個人として接し、思いを伝えあう。
サービスを提供するだけではない、双方向の交流が心地よかった。
むしろ、お客様から教わったことがたくさんありました。


こうして、心地よい時間を紡いでいった
3年半でした。


震災から6年の節目の年、
運営会社の決定で店は閉店となりました。


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思い半ばでの閉店は、
申し訳なさと残念な気持ちでいっぱいですが、
スタッフみんなでのれんにサインを残して
最後の営業を終えました。


この場所で経験したたくさんの宝のような出来事と
出会いを大切に、
これからの糧にしたいと思います。


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雲一つない

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雲一つないあおぞらが続いている。
碧空だ。

こうなると、
もう、家の中にはいられない。


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もったいなくて、外に出ずにはいられない。
農耕民族の血か。


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見上げる空は、
高層のビルではなくて、
木々の枝ごし。


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ほんとうは、
雲が無さ過ぎて
この空、自分には碧すぎる。


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なぜなのか、
これ以上にならないというか、
最高に碧いから、碧すぎて不安なのか。
うまく説明できないけど。
雲がちょっとあるくらいが
好きかな。


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今日見上げた
夏ミカンの枝ごしの青空。
これは、好きかな。


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今年は豊作。
200個以上、1時間もかけて、
収穫。


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太陽の恵み
















元旦に

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あけましておめでとうございます。

今年は暖かで穏やかなお正月を迎えることができました。
お正月を迎える、という当たり前のことを
これほど幸せに感じたことはなかったように思います。


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娘たちも帰ってきて元旦は9人で食卓を囲むことになり、
今年こそ、おせち頑張るぞと。


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いつもの煮物を、煮しめと呼びましょう。
かまぼこを並べて
小さなお重に詰めて、なんちゃっておせち。


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せっかくなので、おでんも仲間に加えよう。


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こちらは叔母が作った本格おせち。


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お御馳走がならび、リビングがいつもと違って見えました。









正月支度

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年末の押し迫った時期、
今年も実家の両親から大きな荷物が届きました。

大きな大きな段ボールに、
なんと、
これだけの野菜やお飾り、竹、米、つきたてのお餅、花材が入っていました。


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お飾りは父の手作り。
今年は、とくべつ美しい藁で作られた
力作です。


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餅は、もちろん丸餅。
お雑煮にします。


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私の大好物、豆餅。
うるち米と黒豆が入っていて、
軽い食感。


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今年は自分で切りました。


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ニンジンには根っこがこんなに。掘りたてだ!
サトイモもまだ土が湿っていて、
これもきっと、掘ってすぐに送ってくれたに違いない(^◇^)


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南天が立派です。
青竹にどんな風に生けましょうか。


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米は両親、弟夫婦と一緒に育てたもの。
朝日米です。

あすは、これらの花材をつかって
ウッドデッキに飾りましょう。
ここ数年の恒例となった正月支度の荷物。
ほんとうにありがたいことです。
そして、
父と母が元気であることの証のように感じます。

掘りたてで畑の熱が伝わってくるような野菜、
伸び伸びと育った自然な花材たち。
エネルギーが段ボールからあふれ出るようです。

来年もどうかよい年でありますように












冬の花火

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今年も残すところ、10日あまり。
2016年は、私にとって大きな節目の年であったことに
間違いありません。


いろんな出来事を吹き飛ばす
楽しかった思い出の一つが、
長野えびす講煙火大会です。


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娘の住まいから、
歩いていける距離で行われる
冬の花火日本一というイベントです。
昨年初めて見た娘が頭の上から花火が降るようだったと感動して、誘ってくれました。

商売繁盛を願って明治32年に始まって
今年で111回目。
このえびす講に合わせて景気づけに花火を上げ、
全市商店で大売出しを行うと、
大変な人出でにぎわったとか。


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犀川の土手に沿って、
数百軒でしょうか、延々とたくさんの赤い露店が並び、
見物客は、土手に座って花火を見るのです。

11月末の長野ですから、
気温は0度。
寒いに決まっています。
2時間の花火を見るために、
全身完全防備。
ホッカイロを、背中に3個、両肩に2個。
それでも足りず、両足に1枚ずつ。計7枚です。

帽子、ヒートテック下着3枚、手ぶくろにマフラー。
笑えるほど丸丸と太った姿になりました。

会場に向かう人々は、
大体同じような、格好です、恥ずかしいより、
寒さをともに楽しむ同志のような、一体感がありました。
もう、それだけで楽しい~


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夜空は晴れて空気が澄みわたり、
視界を遮るものは何もありません。


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ミュージックスターマイン、
十号八号七号玉百十一連発、十号玉新作花火コンテストなど
次々と、大きな花火があがりました。

その大きさや形、色合いは
これまで見たことのない美しさと迫力で、
伝統の技術の奥深さを感じました。


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赤で統一された真田丸の音楽に合わせた花火もあり、
その技術とセンスに驚くばかり。


時々、
火花が河川敷の木々に燃え移って消火活動するのも
恒例のことのようでした。


燃えるたびに、寒さを思い出して震えます。
焦ることはありません。ゆっくりと時間が流れます。


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寒さに震えながらも、
娘と二人、2時間もの間、肩を寄せ合って花火を見上げ、歓声をあげっぱなしだったことが、
何よりも幸せでした。


この寒さと心がほっこりした温かさが、
ずっとずっと大切な思い出として残ることでしょう。

誘ってくれて、ありがとう。


翌朝は、雪景色。
長野、寒いけどいいところです。


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